美濃紙ができるまで 6
6.煮塾(しゃじゅく)
水に浸け柔らかくした内皮を沸き上がる大きな釜に入れ灰汁(あく)で皮に含まれる繊維同士をつないでいる成分を煮溶かします(1時間半〜2時間ほど)。灰汁は、昔はもみ殻や稲わらなどの灰を使っていましたが、現在は石灰やソーダ灰などのアルカリ性煮塾剤を用いることが多いそうです。
水に浸け柔らかくした内皮を沸き上がる大きな釜に入れ灰汁(あく)で皮に含まれる繊維同士をつないでいる成分を煮溶かします(1時間半〜2時間ほど)。灰汁は、昔はもみ殻や稲わらなどの灰を使っていましたが、現在は石灰やソーダ灰などのアルカリ性煮塾剤を用いることが多いそうです。