美濃紙ができるまで 4
4.外皮(あらかわ)とり
乾燥させた楮の皮を水に浸して再び柔らかくし、さらに皮の表面を覆う黒い皮(外皮)を、たぐり鎌というナイフ状のもので一本一本削り取っていき、和紙の原料として用いる白い皮部分(内皮)のみにします。それを、日光にさらして再度乾燥させます。 現在はここまでの作業を楮業者が行い、原料として紙漉職人のもとに納入されることが多いそうです。
乾燥させた楮の皮を水に浸して再び柔らかくし、さらに皮の表面を覆う黒い皮(外皮)を、たぐり鎌というナイフ状のもので一本一本削り取っていき、和紙の原料として用いる白い皮部分(内皮)のみにします。それを、日光にさらして再度乾燥させます。 現在はここまでの作業を楮業者が行い、原料として紙漉職人のもとに納入されることが多いそうです。