水張りテープ みずばりてーぷ

Watercolor Tape

水張りテープは、水張り(平張り・パネル張り)の際に用いる、紙製のテープです。パネルなどの枠材に、用紙にシワが寄らないようしっかりと貼り付けます。また、例えばプリントした写真などを展示するために、パネルに水張りする場合がありますが、見栄えをよくするための縁取りとしても利用することができます。水張りテープの片面には、乾燥した水溶性の糊が塗ってあり、糊に水分が触れることで強い接着力を発揮します。

水張りテープの色は、クラフト(茶色)をはじめ、白、黒、緑などがありますから、作品や展示方法に応じて選ぶことができます。テープの幅は25mmのものや、30mm、50mmなどがあり、ロール状に巻かれて販売しています。木製パネルの厚さなどを考慮して選びましょう。水張りテープは湿気を吸うとテープ全体が固まってしまう場合があるので、付属のビニール袋などで密閉して保管しましょう。画材店などで購入することができます。

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参考文献
・「水彩画 用具と描き方」武田信吾/著 美術出版社 1995年
・「日本画 表現と技法 教科書」武蔵野美術大学日本画学科研究室/編 武蔵野美術大学出版局 2002年

監修
横溝健志 通信教育課程工芸工業デザイン学科教授

作成日・改訂
2009年01月30日作成

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  • 使用例(水張り)パネル張りパネル張り
  • 平張り平張り
  • 水張りテープの接着面を刷毛で湿らせる例1例1
  • 例2 机の端を使うと作業しやすい例2 机の端を使うと作業しやすい

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