美濃紙ができるまで 13

13.製品

出来上がった本美濃紙や薄美濃紙などの和紙は、生紙の状態が一般的ですが、封筒、はがき、便箋、名刺をはじめとする加工製品や、巻書簡箋文化財修復紙、表具の裏張り、障子紙、提灯紙としても利用されるなど、美濃紙はさまざまな用途・分野に応じた形態で広く活用されています。

取材協力

美濃竹紙房(岐阜県美濃市蕨生)
美濃和紙の里会館(岐阜県美濃市蕨生)

参考資料

「日本画 表現と技法」武蔵野美術大学日本画学科研究室/編 武蔵野美術大学出版局 2002年
「美濃紙の伝統」久米康生/著 美濃市役所/編 美濃市役所 1994年
「美濃紙マニュアル vol.3 美濃紙入門」美濃紙を愛する会 2004年
「美濃紙抄製図説」岐阜県勧業課/編 1880年

制作スタッフ

監修 金子伸二 通信教育課程芸術文化学科准教授
取材・執筆 清水健太郎 現代GPコンテンツ開発室主任・通信教育課程油絵学科講師
Web編集・写真撮影 相澤和広 現代GPコンテンツ開発室
VTR撮影・映像編集 笠原隆史 現代GPコンテンツ開発室

特別協力

船戸友数 美濃和紙の里会館 事業・紙業振興係長

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