美濃紙ができるまで 1

1.刈りとり

和紙の原料となる楮(こうぞ)はクワ科の落葉低木。高さは二〜五メートル程度になり、樹皮の繊維が非常に長いのが特徴です。刈りとりは冬至の頃におこない、根っこよりやや上の部分までを残して刈ることで、そこからまた新しい枝が伸び、来年に収穫することができます。


↓取材に訪れた時期は、刈りとりをすでに終えた後でした。

画像:美濃和紙の里会館より
楮(こうぞ)
楮の枝の断面
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