11items
-
水張り
Water Tensioning
水張り(みずばり)は、紙を水で湿らせると膨張し、乾くと元のサイズに収縮するという性質を利用し木製パネルなどに張り込む方法のことです。これにより水性系の描画材(水彩画・日本画など)を用いて描く際、水分による紙面の波打ちやたるみを抑えることがで...
-
水張りテープ
Watercolor Tape
水張りテープは、水張り(平張り・パネル張り)の際に用いる、紙製のテープです。パネルなどの枠材に、用紙にシワが寄らないようしっかりと貼り付けます。また、例えばプリントした写真などを展示するために、パネルに水張りする場合がありますが、見栄えをよ...
-
銅版画用具
Copper Plate Printing Equipment
銅版画用具 ■版材 銅板 ジンク板 ■描画道具 スクレーパー バニッシャー ニードル ビュラン ルーレット ■製版道具 ロッカー 液体グランド 腐蝕液 プリントクリーナー アルコール リグロイン ...
-
裏打ち(版画)
Backing (Prints)
版画の裏打ちは、木口木版画やリトグラフにおいて、雁皮紙(がんぴし)などの薄い紙に刷られた作品を、しっかりと厚みをもった台紙に貼り込むための技法です。 この技法は、薄い雁皮紙などに摺刷(手摺りによるプリント)する木口木版で多く使用される...
-
ワトソン紙
Watson Paper
ワトソン紙は、日本で製造されている高級水彩紙で、やや強めのサイジング(にじみ止め)が施され、適度な紙の肌理(表面の凹凸)の粗さと厚さを持ち、水に強いのが特徴です。また画用紙などと比べ強度があり、消しゴムを使ったときの毛羽立ちが起こりにくいた...
-
木製パネル
Wood Panel
木製パネルは、ベニヤ合板の裏面に角材を組んで補強した支持体で、油彩画をはじめとする絵画全般で用いられます。紙を支持体とする鉛筆デッサンや水彩画、日本画制作の際には、水張りをしてパネルへ張り込むことで、描画面が平滑でしっかりと固定され、水分の...
-
水刷毛
Mizubake (Japanese Water Brush)
水刷毛(みずばけ)は、水を広い面積に塗るための刷毛で、絵具を塗るものと区別します。主に水性系の描画材(水彩画・日本画など)での水張り(みずばり)、版画の紙の湿しなどに用います。 主に水張りに用いる水刷毛は、純羊毛製で水の含みがよく柔ら...
-
水彩紙
Watercolor Paper
水彩紙とは、透明水彩や不透明水彩などの水性絵具を用いた描画に適した専用紙の総称です。 水彩画は、水・絵具・支持体(紙など)の素材同士が密接に影響し合うことで表現が成り立っているため、紙自体が持つ吸水性・紙肌(表面の凹凸)・発色・堅牢性...
-
画用紙
Drawing Paper
画用紙は、最も一般的な絵画用紙の一つで、鉛筆画やペン画、水彩画の他に工作などにも利用され、とても汎用性の高い紙です。 紙面は中目から細目程度の紙の肌理(表面の凹凸)と適度な硬さがあり、画用紙特有のザラッとした質感を持っています。紙色は...
-
ケント紙
Kent Paper
ケント紙は、イギリスのケント地方にその名が由来する紙で、一般には化学パルプ100%を原料としています。平滑性が高く、適度な弾力性と厚みを持っており、鉛筆やペン、水性絵具など、多くの筆記具や画材と相性がよく、消しゴムを使った時に紙面の毛羽立ち...